トリガー・ハッピー

オタク、限界

フロリアン・ザイデルとは一体何者なのか?/霧深きエルベのほとりがヤバい


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


早くも宝塚初めを終えて、今年も宝塚に魂を燃やしていこうと言う決意を新たにした私が新年一発目にお届けするエントリは、表題の通り星組公演「Once upon a time in Takarazuka 霧深きエルベのほとり」がヤバイ、という内容である。
ネタバレ必至のため、これから見に行く予定でネタバレ拒否派の人にはおススメしない。
また、本エントリは筆者の多大なる主観が含まれるため解釈を拗らせているめんどくさいオタクは今すぐこのページを閉じてタカラヅカスカイステージの視聴に戻って欲しい。ポーの一族とか見よう。


潤客はこのブログでもお馴染み、上田久美子先生である。
彼女がこの作品を再演するに至った経緯は以下の通りである。


「エルベ」との出会いは、宝塚歌劇を知ったばかりの学生時代に遡ります。入団試験では脚本を書かねばならぬということで、宝塚の脚本とはどんなものかと脚本付き中古プログラムを何冊か購入した中に、偶然『霧深きエルベのほとり』がありました。大昔の作品だとタカをくくって読み始めたその古めかしい脚本が、誰にでもすんなりわかる完璧な物語構造と、素朴な言葉の中に本物の男らしさを宿す台詞を兼ね備えた、自分には逆立ちしても一生到達できないさそうな戯曲であることを発見し、私は衝撃を受けました。

宝塚は新作主義ではありますが、正直に認めると今の私の力ではカールに匹敵する男性像は描けず、私の新作よりもこのカール役でこそ紅の真骨頂が発揮されると考え、「エルベ」を受け継がせてほしいと劇団に掛け合った次第です。

 

霧深きエルベのほとり パンフレットより


このように、過去の大作であった『エルベ』を新進気鋭の客演家上田久美子が手がけることになり、TLが賑わった。
私は上田氏の手がける作品が好きで、特に『金色の砂漠』『神々の土地』は何度見返えしても新たな発見があり、感嘆する日々である。
そのため、彼女の新作ではないことに少しの不満を感じながらもチケットを取った次第である。
結果、凄いものを見てしまった。
頑張って説明するけど、多分ヤバさが伝わらないと思うので是非見に行って欲しい。

 

 

〜登場人物〜
カール(紅ゆずる):とてもいい人

マルギット(綺咲愛里):お嬢さん

ロリアン(礼真琴):マルギットの婚約者、またの名を無。声がでかい。


最近涙もろくてすぐに泣いてしまうので正しいバロメーターにはならないけど、割とずっと泣いていた。
最初に泣いたのはカールがマルギットにプロポーズするも、「1年に2着しか新しい着物を買ってやれない」と釘を刺すシーン。マルギットは快諾する。
カールはマルギットを妻に迎えることがいかに困難か理解した上で、それでも妻になってほしいと願う。マルギットも、今までの生活を捨てて貧しくともカールの妻となることを受け入れる。
泣いちゃうでしょ...。
彼らの関係はあまりに現実味がない。


前日のビール祭に出会って一夜で結ばれた2人。
カールに身分を聞かれてもマルギットは一貫して「ただの家出娘」だと言い張る。
カールはそれをそのまま信じたかのように思えるが、やはりマルギットの容姿や言動は庶民のそれではなく、カールも彼女の高い身分にうすうす勘付いているにちがいない。だからこそ自分は今と同じ生活をさせてやれないがそれでもいいのかと問う。

 

ビール祭のビールの泡から
二人は浮かび出た


あぶくに浮かんだ男と女が恋をした
若き日の恋
ビールの泡のように
花はひらいて いつの日か消える


菊田一夫氏の作詞である。
題の「泡沫の恋」とあるように、ビールの泡のような儚い恋人たちはそう遠くないうちに別れる。
それが客席にも、そして結婚を誓う二人にも痛いほどわかっているのが切ない。
「妻に自由に衣服を与えてやれない身分のカール」と「望まずとも与えられてきた立場のマルギット」を描き対照させる秀逸な台詞だと感じた。また、作中で(私が把握した中で)マルギットは5回衣装替えするのに対し、カールは用意された燕尾服*1以外には一度も船乗りの服装から変えない。ここにも二人の身分の差や意識の違いが現れているように思える...。
このシーンに関しては、よくある身分差の恋物語に過ぎない。私がヤバイと感じたのは次のシーン。

 


マルギットはカールと結婚するため父親を説得し養子縁組を組んでもらうこととなる。しかしそれは父の言ったでまかせであり、披露会では矢張りカールとの結婚は許さないと一蹴される。カールはマルギットの父に「この家の財産を継げないのであれば結婚する意味はない」と言いマルギットを失望させる。マルギットは悲しみをピアノ演奏にぶつけ、婚約者のフロリアンはそれをたしなめる。


問題はこのマルギットの婚約者のフロリアン(演:礼真琴)ですよ。


彼はマルギットと幼馴染で既に婚約を発表しています。しかし、カールの登場で「マルギットと婚約していた人(過去形)」になります。それだけでも居た堪れないのに、なんと彼はマルギットとカールの婚約発表の場を回す司会的な位置を買って出ているんですよ。なんか怖くね?


ロリアンは完璧な人間です。
家柄もよく人柄も非の打ち所がない。(付け加えるなら顔も良いし歌が上手い)そんな役所でありながら全く嫌味がないのは演じている礼真琴さんの技量だと思うのですが、それにしても人間が出来過ぎている。
私だったら婚約してた人に別の人と結婚するわ〜発表会来てね!って言われたら、ブロックしてツイッターで悪口を書く。それくらいは許されて然るべき。
でもフロリアンは長文メモ帳スクショツイートはしないのです。それが彼の美徳だから。
ロリアンは自分とマルギットの婚約を祝福してくれた友人たちに、今度はカールとマルギットを祝福してやってくれと言います。怖い。
また、カールが上流階級の人々の前で愉快な海ジョークで滑った時でさえもそれを拾ってあげる。怖い。
自分を傷つけた人たちに何故そこまで親身になれるのか。


彼はそれを「マルギットを愛しているからだ」と言います。


愛、複雑すぎん?奥深い...。


一番ヤバイと感じたのは、前述のとおりマルギットはカールが言った父への言葉に傷つきピアノを弾くシーンです。マルギットはカールに裏切られたと思い、ひどく悲しむ。そこへフロリアンがマルギットを嗜めるように言う。


「マルギット、僕たちは小さい頃から兄妹のように育ってきた。これは兄貴分として言うんだ、よくお聞き。カールはなにも君の財産が目当てというわけではない。愛しているなら信じてあげなさい(うろ覚え)」


そう言われたマルギットは自分はカールを愛している、信じると言います。


ここで畳み掛けるようにフロリアンはマルギット言います。


「さっき君は人々からカールをかばおうとしたね、それは君自身がカールを恥ずかしいと思っている証拠だよ(うろ覚え)」


怖い。観客はそんなこととっくに気づいてて、もしマルギットに話せる立場だったら「さっきのちょっと感じ悪かったよ^^;」って伝えてたかもしれないけど、フロリアンがそれをいうのはもう恐怖の域。
ここでわたしは思いました、フロリアンってもしかしたら狂言回し的な作用も持ってる?と。まあここの是非は今後確かめるとして、フロリアンの勢いは止まらない。


ロリアン「君はお父さんへの憎しみでカールと結婚したいと言ったのではないか?今その憎しみを失ってもカールを愛していると言えるか?」


マルギット「愛しているわ!」


おねがい、フロリアン核心つくのやめて。一旦黙って。


ロリアン「愛しているのならカールとこの家を出て家庭を築けばいい」


マルギット「そうする」

 

ロリアンーーーーッッッ!!!


それでマルギットはカールに頼んで、父親に出て行くことを伝えてもらおうとします。
カールもそうしようぜ〜っつって父親に話をつけに行きます。


カオス。わたし、何を見ているんだろうって何度も思った。


マルギットの無神経さがすごい。人間って、関心のない人間に対してここまで無神経になれるんだなって感心した。それでそういうことって現実によくあって、人って余裕がないと相手の立場や感情を慮れないんですよね。マルギットには余裕などないから、フロリアンが自分を愛しているかもしれないなんて頭の片隅にさえない。自分がカールを愛していて、外の世界で自由になることだけが彼女の目の前にある。そこが彼女の魅力なのかな〜純真無垢で人を傷つけるということに躊躇いがない。

 


ヒロインのマルギットは、無邪気で優しい愚かさも女性のひとつの優美とされた時代の人物像です。

 

霧深きエルベのほとり パンフレットより


そんでフロリアンは何?君は、もしかして「無」か?
愛していて、結婚する予定だった女性が、自分より粗野で身分の低い男と結婚するとのたまっているのにそれに怒るどころか、彼女の我儘で破談になりそうになったところをも指摘してやるその寛大さ。寛大というか「無」。私はなんだか彼の魂の在り方が空恐ろしくなってしまったのです。
ロリアンの欠点は「欠点がないところ」だと思っている。そのフロリアンの欠点はいつかマルギットを追い詰めていたのかもしれない。まあ全部推測ですが...。余談だけど、あんまりにも頭がキレるので生きるのに退屈してそう。一応フロリアンは作中で「カールとマルギットを応援するのは、自分のためだ」みたいなことを言うんですが本当か?


んで、それまで空気だったカールがマルギットの父親と現れて、手切れ金を貰ったのでマルギットとは別れる。もう会わないと言い出す。ここで、京都大学での公演で上田先生が鼻息荒く語っていた「手切れ金の札束でマルギットを殴る」シーンですよ。
カールってほんとに「いい人」ですねえ。マルギットのことを愛しているから自分はどんな外道に堕ちてもいいと心の底から思っている。

それで、カールが家を出て行ったり酒場の女(演:英真なおき)に泣きついたりするのですが、結末はご自身で確かめてください。

度々フロリアンの鋭さに身を竦ませたり、マルギットの無邪気さに慄いたり、カールの「良い人」さに泣いたりと感情が忙しい作品だった。


こんな書き方をすると本当に面白いのか?と聞かれてしまいそうだが、私はすごく面白いと思った。先述したマルギットとフロリアンのシーンなんかは緊迫し過ぎて久しぶりに宝塚大劇場で静寂を味わったし、誰かが誰かに殴りかかってもおかしくないほど白熱した議論が繰り広げられていたので。
人間の持つ愛情と非情さ、みたいなものを考えさせられる作品だった。
私はあんまり星組を見ないので詳しくないのですが、このエルベに関しては当て書きレベルで役者にしっくりきた作品なのではないかと思っています。他組は2回までと決めているので、あと1回でフロリアンの虚空について読み取れたらいいな...!


あ、あと最後にトビアス(演:七海ひろき)と結婚したの、わたしです。


 

*1:だよね

この宝塚楽曲を聞け!〜毎日の仕事をマシなものにする曲編〜

 

身近に刃物がある職業ー例えば飲食、美容師、侍などーに就かなかったことに安堵している。
私はかなりカッとしやすいので、忙しいときに上司にしょうもない話をされた時には脳内でタカラジェンヌしりとりをして頭を冷やしているのだが、(馬鹿課長→宇月颯→天寿光希→綺咲愛里、り、り、り)といつもそこで止まってしまう。*1

「仕事」を序詞にして和歌を作ろうとすると、「辞めたい」「クソ」などで締めることは歌人にとって当然の修辞法である。
人は古代より、労働というものに支配されてきた。人類の発展は労働とともにあったと言っても過言ではない。
しかし、我々人類は今現在未曾有の「働きたくなさ」に直面している。

働くということにはエレガンスが無い。私は常々エレガンスに生きたいと思っているし、そうあるように努力している。チケット代は決してケチらずSS席2連番に応募するし*2、時間がかかったとしても必ずJRではなくふかふかの椅子の阪急に乗り宝塚に貢献したような気持ちになって宝塚駅に降り立つようにしている。
そういうエレガンスこそが、人生を楽しむ秘訣である。
では労働はどうか。
そう問われたら私は即座に答えるだろう。

「労働は優雅じゃない」と。

しかし我々は働くことなくしては宝塚を見ることはできない。これは剣を握らなければおまえを守れないが剣を握ったままでは おまえを抱き締められないのと同じで、働かなければ宝塚を見られないのだ。働いていれば宝塚を見られないのに。
そんな悲しき労働者である我々を癒すのはやはり、宝塚である。卵が先か鶏が先かという話になってしまい大変恐縮なのだが、人は宝塚を見ずして働くことは不可能である。

 

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このジレンマに陥った我々は一時の間宝塚に傷を癒してもらう他ないのである。
傷つき疲れた我々が平日にできること。それは定時になった瞬間耳の穴にイヤホンを突っ込んで宝塚の曲を聴くことのみである。
遅くなったが、本文は定時後に聴きたい宝塚ソングと題して私が主観と偏見のみで選んだ楽曲をゆる〜〜い感じで紹介するものである!


顎で受けなさい

(ME AND MY GIRL)

考えりゃみんなくだらないことだ
ガタガタしても死ぬの待つだけ
生きてればどんな目に遭おうとも
顎で受け止めて苦虫潰してスマイル
ちょっとした知恵
悲しみ受け流す知恵
顎で受け止めてにやりとしてからスマイル


「あたしは笑ってんのさ!!!!!」(クソデカ声)


大抵のヅカオタはこれを一番に上げるだろう。怒られた後にはこの曲が一番効く。即効性がある。人はどうせ死ぬのだから目の前のしょうもない悩みなど3秒で忘れて今度キャトルレーヴに行った時に買うもののリストアップをする方が時間を有効に使える。
わたしも知らんふりして朗らかにしたいものであるがそういう質ではないので上司の怒りを全て無視して、次の公演デザートの名前を自分なりに考えいつ名付け親として指名されてもお役が果たせるようにセンスを磨いている。


わたしだけに(エリザベート)

私だけに

私だけに

たとえ王家に嫁いだ身でも
命だけは預けはしない
私が命ゆだねるそれは 私だけに

ここで58RTというしょうもないややバズりをした弊ツイートを紹介させていただく。

 

 

 

 

会社は時折友人のような、恋人のような顔で擦り寄ってくることがある。急に家族ヅラしてくる。しょうもない飲み会や交流会を強要してくる。そういったときに聞きたい一曲である。
仕事をしてお金をもらっている以上見合った働きをしなければならないのはわかるが、時間外に関してはその限りではない。
オタクよ、魂を売り渡してはいけない。

ちなみに私は飲み会などに誘われた場合、サンリオキャラクターなので分かりません、みたいな顔をして椅子に座って斜め上の空間を見ている。なんでそんなくだらん会に3500円も払わんとあかんねん、その金で宝塚ファーストフォトブックvol.5 愛月ひかる(DVD付)買うわ。

 

宝塚ファーストフォトブック vol.5―DVD付 愛月ひかる (タカラヅカmook)

宝塚ファーストフォトブック vol.5―DVD付 愛月ひかる (タカラヅカmook)

 

 


ETERNAL GARDEN TAKARAZUKA (BEAUTIFUL GARDEN)明日海りお

月に夜に迷って涙したあの日
誰かが私を励ましてくれた
あなたはいつか大きな花を咲かせる
だから明日を信じて


初めに、神は宝塚を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。
「みりおあれ。」
こうして、明日海りおがあった。

「創世記 一章 1節から3節」

 

明日海さんが輝いてるから自分も宝塚を見るに値する人間になろうと思えます。
週末に見る最高の宝塚のために一日一日を一生懸命生きような。


明日になれば(風と共に去りぬ)

悲しみは 明日にしよう
涙をこらえ 泣くのはよそう
人の世に 別れはあれど
この世には 明日がある
夜が来れば 朝が近い
冬が来れば 春は近い
明日になれば 明日になれば
月は沈み 日は昇る

明日になればまた労働が迫ってくるんですけど....。困ったな。


誇りにのみ(Rep)

(金色の砂漠)柚香光、ほか

誇りにのみ(Rep.)

誇りにのみ(Rep.)

砂漠の怒りが聞こえる
誰のものでもない
この砂漠は砂漠のもの
自由と死がただせめぎ合う
何者にも属しない
秩序はいらない


会社や上司にキレながら帰っている時に聞くと、自分の怒りを代弁してくれるような錯覚があり、自然と帰宅を急ぐ足が進む。冒頭の水美舞斗さんの本気でキレてる様子がかなりいい。何者にも属しない。秩序はいらない。仕事場でもそうありたい。

 

哀しみのバンパネラ

(ポーの一族)明日海りお

哀しみのバンパネラ

哀しみのバンパネラ

人に産まれて
人ではなくなり
幸せの残り香も忘れた
哀しみを抱いて生きる
僕はバンパネラ

もう仕事がどうにもならん!!めちゃくちゃ!という場合には、自分が永遠を生きるバンパネラであると思い込みましょう。

「私のようなバンパネラにとってこのようなひと時は一瞬...。人間がこんな書類一枚に右往左往する様は愚かだ...。(萩尾望都作画顔でしどけなく足を組み、窓際にもたれかかりながら)」
バンパネラは人じゃないから仕事とかしない!試験もなんにもない!


BADDY

(BADDY〜悪党は月からやってくる〜)珠城りょう、ほか

BADDY(1)

BADDY(1)

邪魔だ!どけ!
誰も俺を止められない
悪逆非道 Don’t stop me,I am BAD!
I’m BADDY!

定時が過ぎても上司の長い話に邪魔されて帰れない時は脳内BADDYに職場をめちゃくちゃにしてもらおう!邪魔だ!!!どけ!!!!!!だれも俺をとめ〜〜られない!!!


パレード(モンパリ/吾が巴里よ)(カルーセル輪舞曲)珠城りょう、ほか

 

夢が踊り始め
希望に溢れて
輝く世界へ
旅を始める明日へ

金曜の定時後に聞きたい。歌いながら羽を付けてシャンシャンを持って上司に向かって(ありがとうございました)のお辞儀をしたい。本日の公演は終了いたしました。どなた様もお忘れ物のないようお気をつけてお帰りください。

 

 

いかがでしょうか。あなたのストレスを昇華する楽曲がありましたでしょうか?これは完全に主観なのでもっとこういう曲があるぞなどあればお寄せください。

やれやれ、仕事、すっか...。(上司を殴る絵文字)

*1:梨花ますみがいるだろいい加減にしろ

*2:当たるとは言ってない

オタクはいくらあれば満足するまでオタクができるのか考えてみた

 常々「金が無えな」と思いながら生きているのだが、今月はマジで金が無い。驚くほどない。お金がないって本当にないんだなって思った。お金って全然増えない。
働き始めて、使えるお金が格段に増えたにも関わらず未だに遠征には夜行バスを使うし会社の飲み会は5回に5回は断っている。

 

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

石川啄木 一握の砂

 

給料日前になると手のひらの上には一握の砂どころかカードの明細しか残っていないのである。


そこでツイッターのオタクたちはどうしてるのか気になったのでアンケートとりました。結構多くの人が答えてくれたようで感謝です。

 

 

1〜3万円  151人
3〜5万円  210人
5〜10万円 177人
10万円以上 118人


これ見て汗止まらなくなったんだけど!なぜなら私は一番下に投票する人間だから。
もちろん毎月ではない。それはそう。本当に。毎月じゃない。一年に7ヶ月くらいだし....。
ていうかみんな節制しすぎでしょ。鋼の意志持ってる?私は持ってないよ。いつもはんぺんくらいの意志しかない。
欲しいものを前にしたら「(あーダメダメ!今月まだカード引き落とされてないし!ダメだよ私!)ポチーッ」ってコントみたいなこと繰り返してる。あたしってほんとダメなオンナ。

 

私はいつも神様の国へ行かうとしながら地獄の門を潜つてしまふ人間だ

ーわたしは海を抱きしめてゐたい 坂口安吾

 

じゃあ何をどのように使ってるの?って言われるとオタク、黙ってしまう。オタクは「自己管理」という言葉が天敵だから。

でもこのままじゃいけないの分かってる。だから、内訳について考えてみた。でも実際のお金で表すと生々しくて可愛くないので、さくらんぼに換算して発表します。


▼もちづき は おちんぎんとして さくらんぼ🍒を10こをもらった!

1.木苺のなるかわいいおうちに住んでいるのですが、これは大好きな弊社が家賃をほとんど払ってくれるので毎月さくらんぼを半分渡すだけで暮らしていけます。残り🍒9.5個

2.老後が怖くて毎月さくらんぼ3つぶんの貯蓄をします。 残り🍒6.5個

3.光熱費と食費を抜きます
残り🍒6個

4.私の中のオタクという獣が残りの🍒を征服、蹂躙し、食い荒らしてしまいました。
残り🍒-2個


最後のオタク!!!!ふざけんな!!!!馬鹿野郎!!!さくらんぼマイナスになってるやろがい!!!

 


オタクはお札のことをオタクグッズと交換できる便利なチケットくらいにしか思ってないのである。

ー私の中の獣 望月

 

でも食べられるさくらんぼを増やそうとすることは容易じゃないわけ。望月はフラワータウンのメルヘンカンパニーでケーキの上にクマの砂糖菓子を乗せる仕事をしてるんだけど、やっぱりそれってさくらんぼ10個分の仕事なわけ。もっと貰おうとしたら隣町のAppleとかに入って英語でランチミーティングしてスキームを立てた上で結果にコミットメントしないといけないわけ。でもそれってめちゃくちゃめんどくさい手順がいるわけ。アグリー?

だからただの理想を語ります。雑誌の着まわしコーデみたいなノリで。

 

1.まずはチケットがないと始まらない!来月は大好きな花組の公演〜!とりあえずSS席のチケットを10枚買う。

チケット代:12,000円×10=120,000円

2.オタクの必読書、歌劇とグラフ!近所のカフェでカプチーノを飲みながら読んでいたらカッコイイ店員さんに「和希そら、いいですよね」って話しかけられちゃった!
歌劇、グラフ:720円×2=1,440円

3.今日は久しぶりに雪組公演!お友達にお願いしていたS席のチケットであーさに目線をもらっちゃお♡
チケット代S席:8,500円

4.あ、ありのまま今起こったことを話すぜ...!キャトルレーヴに入ったと思ったら次の瞬間には手元に15枚の舞台写真を持った状態でレジに並んでいた...!な… 何を言っているのか わからねーと思うが おれも 何をされたのか わからなかった… 
頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえもっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
舞台写真:5,400円

5.昨日見たはずの雪組がどうしても頭から離れない...。恋、しちゃったのかな...。
当日券:2500円

6.再来月は花組の東京公演とお茶会!ちょっとしたパーティに来ていけるお洋服を同僚と探しに行こう!新幹線の予約もバッチリ!

お茶会代:8000円
洋服:20,000円
往復新幹線:30,000円×2回

7.最近は仕事もプライベートも忙しいから今週はお家でゆっくり。録画していた星逢一夜でほろり

スカイステージ:4,000円

8.今月は宙組Blu-rayの発売日!スターアングルのキキちゃんかっこいい〜><

Blu-ray:10,800円


計 253,200円

さくらんぼ2個や3個の問題じゃなかった。
思いついたものを適当に書いただけなんで、ここからオタクとのお茶代とか酒盛り代とか、急に欲しくなったDVD代とか入れると軽く30万行く。今の日本の経済じゃ私を満足させられない。

 


「兄さん。金色の砂漠は見つかった? 母さんの歌っていた場所は見つかったか? タルハーミネさま! 兄さん」

 

ー金色の砂漠 ジャー

 

ねえ、金色の砂漠なんて本当にあるのかな?ジャー。

 

総括
Q.宝塚のオタクはいくらあれば満足できるまでオタクができるのか?
A.五億に決まってんだろ!(そーだそーだ!)

人はみな孤独なろくろ職人/はじめてのお茶会他

 
オタクのみんな〜〜!!ろくろ、回ってる?
私はターンテーブル並みに回ってるので気分は売れっ子DJです。
最近は毎週宝塚に行って公演を見たり、公演を見ずにヅカオタと7時間宝塚の話だけしたり、宝塚店と名のつく飲食店に入って宝塚を感じるなどしています!自分でも気が狂っているとは思うけど、なんとなくヅカオタって名乗るのがおこがましてくて、何故か宝塚にいがちな一般人みたいな顔をしていますが、普通にやばいとは思っているので親には隠しています。
近頃は宝塚にいらっしゃるキッズとそのママンの会話を聞いてわけもなく涙が出ます。
 
「このパンフレット買う」
「えーーっ○○ちゃん、その公演見てないでしょ」
「でも今日××さんかっこよかったんだもん!」
「もう仕方がないなあ」
 
っていう会話にこの間遭遇して、限界オタクは泣き崩れそうになりました。
光がある。そこにはまっすぐな光がある。きっとこのキッズは自分でお金を貯めて公演に行くようになるのでしょう。そしていつの日か贔屓を見つけるのでしょう。あたたかい光がそこにはある....。
「お母さん、そのパンフレット自分に買わせて貰えませんか」って言う代わりに(May the Force be with you...)って頷いておきました。歴戦のジェダイなので。
 
お茶会の話
 
☆3 私(狂)ピックアップ召喚の話は置いといて*1、先日ヅカオタとしての階段を一歩登りました。お茶会に行きました。お茶会に....。
 
 
お茶会。
若手俳優で言うところのバースデーイベントとかリリースイベントに近いものだと思います。ただそれらのイベントと違って基本的にレポ禁止。なのでお茶会という名称は知っていても、そこで繰り広げられている詳細は行った人にしか分からないのです。
そういうある意味閉鎖的なところが「宝塚」っぽいな〜!と思います。(良い意味で!)
レポ禁なので当然内容はあげませんが、とにかくめちゃくちゃ楽しかった!!とだけ書きます。やっぱり初めてで色々と不安だし緊張もありましたが行ってよかった!という気持ちしか残りませんでした。
 
今回のエントリはお茶会楽しかったぞいということを書きたかったのでここで終わってもいいわけですが(レポ禁だし)、なんかそれじゃあつまらんなと思うので、私がはじめてのお茶会に無事に行って帰ってくるまでのふわっとした流れを書きます!面白いかは分からん!
 
 
〇準備編
・申し込み
 
お茶会は申し込みから始まっている。気をぬくな。
前々からお茶会行きたいなという気持ちはあったが、劇場の会の人に話しかけるのがちょっと躊躇われる...と思っていたところにフォロワーさんが声をかけてくださる。圧倒的感謝。初めての場所に単騎で出陣するの怖かったしほんとにありがたかったです!!
 
・事前物販
強大なパワーを感じる。会のみで取り扱っているお写真やグッズを買える。当日は混むとのことで行きました。
財布がイカれました。
 
前日
・装備(服装)
 
私はお洋服好きで特にお芝居観に行くときとか特別な日に着て行くお洋服を考えるのが三度の飯くらい好き!なので、お茶会と言う名のもとオシャレできる機会がサイッコーに楽しかった!
周りのヅカオタはお茶会のために“ちょっとしたパーティー”に着て行く服を買ったりヘアメイクしたりしていてそれも羨ましかったので自分もそこに参加できるのが嬉しかったです。
悩んだ末ちょっとシックなミニワンピで行きましたが、思っていたよりもカジュアルな格好の方も多くて、みんな自分の着たい服で参加できる雰囲気の良い場だな〜と思いました。ムラの方がカジュアルとか娘役さんのお茶会はフォーマルな服装が多いとかそれぞれ違いがあるみたいです。
ワカハイオタクのクセが抜けず、公演モチーフのピアスとか探すの楽しかったー!
せっかく特別な時間なので自分が一番テンションの上がる服で行きましょう!
 
・お手紙を書く
 
かつてワカハイオタクだった私はお手紙書くことが超すきだったので、今回も何かしら書いていこうと思っていたのですが、書きたいことが多すぎて逆に何を書けばいいのか分からなくなる。溢れるこの想いを言葉にすると多分便箋20枚くらい要ると気付いて、とりあえず「挨拶」「好きになった経緯」「今回のお芝居の感想」「産まれてきてくれたことへの感謝」を書いた。重い。
 
・早く寝る
 
オタクは寝るのが遅い。早く寝ろ。
 
〇当日編
・当日観劇
 
お茶会が決まった時から当日は観劇してから行きたいな〜と思っていたのでそのようにチケットを手配しました。当然公演のお話をするわけですから、当該公演は見ておいて損はないです。
宝塚のチケットは無い/Zeroでおなじみであらゆる先行を制したものが勝ちますので、気合い入れていきましょう。最近は貸切が楽しいと気付いてしまったので破産しそう。
 
・会場
 
言わずと知れた宝塚ホテル。行くのは初めてでした。公演中の舞台のお写真が飾ってあり、阪急阪神ホールディングスの絶大なパワーを感じる。明らかなヅカオタが溢れているのでなんか安心する。
 
・ウェルカムボードの可愛さと会場のデカさの両方におののく
 
ウェルカムボードめ〜〜ちゃくちゃかわいい!!みんな並んで一緒に撮ってる方ばっかりだったけど、自分の顔に対して無の私はウェルカムボード単体でお写真を撮りました。
会場が思っていたより全然大きくてヤバイ。人もめちゃいる。オタク一挙集合!って感じ。さあ飲み干すのだ仲間がいるひとりじゃない。
 
・いろんなギャップに振り回されて酔う
 
舞台に立っている姿とスカステなどのメディアに出ている姿、たまーに拝見する入出時の対応と今回の不特定多数のファンを目の前にした対応があまりにも違いすぎて衝撃だった....。もし今回お茶会に参加していなかったら今後お芝居を見ても全然違った印象を受けてたと思う。詳しくは言えないけどほんとにすごい人に出会ってしまったって少し怖くなった。
このお茶会に参加しなかったパラレルワールドがあればその世界の私は全く違った印象を持ったまま応援していたと思う。
(その点に関しては行ってよかったのか悪かったのか正直わからなくて悩んでいる)
 
・おうちに帰って色々思い出して百面相する
 
公演の話がすっごく面白かったので終わった瞬間覚えてる分だけバババとメモに打ち込みパンフレットとかルサンクを見返して作品に想いを馳せたり面白かった裏話とか顔(顔が良い)を思い出してニヤけました。
 
〇後日篇
 
・お茶会から一週間しないうちに前物販分のお写真が届いて余韻と元気をもらう。
サイコ〜のタイミングすぎてドラミングした。
 
〇総括
 
オタクはろくろを回してる時誰しも無骨な職人になるわけじゃん。山奥のにある孤独な小屋に一人こもって黙々と陶芸やってるわけじゃん。たまに訪れる客に「ワシの作る陶芸を理解できない奴は帰れ」って怒鳴ったりしながら。
そこにタカラジェンヌも「私も陶芸やってましてね...」って自分でろくろ回して作ったものを持ってきてくれる機会なわけ。*2
そんでオタクは「えっその陶芸超いいじゃん、侘びじゃん」ってなるわけ。
それがお茶会でした。
自分が作品について考えた上で演者の解釈を聞けるのはそう無い機会です。他の舞台とかだと雑誌とかであるかもしれないけどやっぱりそんなに深く掘ってるものではないと思う。
しかもそれを本人から聞けるってめちゃくちゃ貴重だと思う。そういうのを楽しめる人はお茶会すごく楽しいんじゃないかと思った。
実際私は登場人物の行動の意味についてさらに深く考えさせられたし、作品の捉え方も変わった。
こういう物語を理解する上で重要な補助線となる話を聞ける機会はこの場だけでありレポ禁なので来ないとその情報を得ることはできずにオタクは死に、地縛霊になります。
お茶会で聞いたお話を経てから作品を見たいと思い次の日も当日券で鑑賞したのですが、やはりお話を聞く前と後では感じ方が全く違いました。
と言っても、私は今回のお茶会が初めてなので他の会がどのような話をしているのかは分からないのですが...。参加したお茶会はお芝居がシリアスなのもありかなり演者さんのイメージを深掘りするような時間が多かった印象です。
考察オタク的にメモを取れない代わりに覚えとかないといけない内容を頭の中で反駁するのと、単純に美しい顔を目に焼き付けたいという欲望の板挟みで終わった後はヘロヘロになる程集中した二時間でした。濃かった...!
今後気になるお茶会があれば軽率に参加するべきだと強く思いました。皆さんもガンガンろくろ回しましょうね!
 
 
宝塚、時経つの早すぎん?って話
 
狂ったように通った宝塚花組公演も終わり、月組エリザベートで一色の宝塚。毎度言うけど宝塚の世界は時が経つの早すぎ。この前まで花組始まった〜!と思ったら終わっていた。世の中の時間の流れと宝塚の時間の流れ、絶対ズレてる。

 これ。

 
先日早くもエリザベートを見て、ちゃぴちゃんの「私だけに」で号泣し、珠城さんのエネルギッシュなトートの健やかさにほっこりし、月城ルキーニのフィナーレお衣装に暴れ散らかしました。月組、サイコー。
もう一公演だけ...と呟いたところ「他組は一公演までって決めてなかったっけ」と友達に言われて「いや、一公演とは言ってない。一公演くらいって言った。なんなら三公演まではセーフだから」と訳のわからないことをちょっと怒りながら言いました。ごめん。
とにかくチケットがないので、命がすり減りますが当日券頑張りたいと思っています。
 
来月は東宝花組です。遠征楽しみ。花組が夏メドレーを歌う限り10月は夏。そこんとこ頼むよ地球。
 

*1:どうでもいいけどヅカオタ業界fgo課金してる人多いね

*2:それを正解品と言うかは微妙だと思う。本人が見て感じたものが全てだし

Stop the season in the “HANAGUMI”/〜BEAUTIFUL GARDEN〜百花繚乱〜を見て最高の夏を確信している

おっはよーございます!(赤ブー)

 

暑すぎワロタ!ところでヅカオタのみんな、ビューティフルガーデン略してBG見た?まだ?じゃあ、この記事は見ない方がいいと思うけど、俺は勝手に言いたいこというからよ、着いてこれる奴だけ着いてこいよな!

 

野口幸作、止まらないオタク

 

野口幸作という人は守備範囲の広いオタクである。

たまに知り合いの知り合いくらいにあらゆるジャンルを通ってきたモンスターのようなオタクがいる。こちらが何を言っても、まるで熟練の日本料理人が生簀から生きた魚を流れるように掬うかのごとく全てを拾ってくれる。私は彼女達が好きだ。

野口幸作はそんなオタクによく似ている。とにかく守備範囲が広い。日本海くらい広い。

我々は以前、「SUPER VOYAGER!」というショーを見た。そこには暴風雪(ブリザーズ)という若手アイドル集団がいた。宝塚に来て、アイドルを見るとは微塵も思っていないかった当時宝塚初体験の私はびっくりしてちょっと泣いちゃいそうだった。赤ちゃんが俗世に慣れなくて泣くようなものである。顔の良い男がキラキラしたステージで歌って踊っている。我々オタクはそんな単純な光景のために、いくらでも金を費やせる。私と友人はそれを機に家計簿の欄に「宝塚」の一文を追加した。

そこで使われていた曲は「Hard Knock Days」ここでピンとこない人は多い。歌手はなんとGENERATIONS from EXILE TRIBE。エグザイル。友人にそれを教えてもらった時には千鳥のノブのツッコミを踏襲したスタイルで「エグザイル!」と食い気味で答えてしまった。紛れもなく、正々堂々とエグザイルだった。

GENERATIONS from EXILE TRIBE / 「Hard Knock Days」Music Video ~歌詞有り~ - YouTube

 

例にもれず、私はEXILEに対する感情が無だった。今ではHiGH&LOWを乗り越えて、かる〜〜くメンバーが分かるようになった。結局曲を聴く様になるでもライブに行くようになるでもなく、HiGH&LOWに出ているメンバーのことをうっすら応援し、たまにHiGH&LOWのアルバムを聴く、と言ったところに落ち着いている。(多分オタクの才能がなかった)しかし以前に比べて格段に好意を持っている。

なので、GENERATIONSの曲が使われていることに対して、熱狂的なファンでないにしろ少なからず「分かり」を感じていた。

宝塚で少し前のジャニーズの曲が歌われることは知っていたが、ここにきてLDH。野口氏の鋭いパスに、ヅカオタ新入生の私は腕を伸ばすこともできないまま、立ち尽くしていた。

そして全国ツアー。都合がつかず観劇することは叶わなかったが、雪担の友人はもちろん通っていた。前情報で新たなアイドルグループが組まれるとは聞いていた。Snow Storm(吹雪)。うむ、また同じ曲かな?ジャニーズかも、と胸を踊らせ初日に行った友人に聞いた。

 

「ボイメンだった」

 

ボイメン!!BOYS AND MEN!通称ボイメン!!

鋭い、鋭角!!ボイメン!!!大学時代の友達にボイメンのために大阪から名古屋まで毎週通っていた猛者がいたのと仮面ライダー鎧武のオタクを一時期やっていたためそこそこ身近ではあるが、まさかここで再会するとは。ボイメン、元気だったか?ちゃんと食ってるか?俺は最近宝塚にハマってんだ。

野口先生はドッチボールをしたら、内野に気をとられた人にもう一つボールを持ち込んで外野から当てるのが上手いことで有名だった。外野の野口と呼ばれていた。とりあえずボールは野口に渡しとけって言われてた。(偏見)

まさかボイメンが使われることなんて微塵も考えてなかった私は、何故か悔しさを覚えた。そんな攻めのプレーが許されるのっていっつも野口くんだけじゃん。私ももっと攻めた生き方したいよ.....!しがないサラリーマンの私はいつしか野口先生に憧れを憶えていたのだ。(ちなみに私の考える攻めた人生というのは推してる先輩のプレゼン中にキンブレを振るとか、賃貸のマンションの天井に穴をぶち打ち開けてミラーボールをつけることなどである)(後者はもうやってたわ)

 

そして来たる7/13。BEUTIFUL GARDEN初日。私はひたすら薄目でTLを見た。自分の初日は7/14。一日我慢すれば見られるのに気になってしまう、それがオタクの性。視界に引っかかったそこには「れいちゃんとマイティーの青春アミーゴ」とあった。

前情報として歌劇でまた前回のようにアイドル(仮)のシーンがあるとは知っていた。もうその時点でギャア!やめてくれ!と思っていた。

 

そしてそして7/14。自分にとっての初BG、俊速で爆萌えした。

「贔屓 is so cool and beauty and wonderful and lovely and splendidi!! How cute she is...oh no I can not believe that I live in the same dimension as her...」

と軽くテンション高めのオタク外国人観光客になってしまうほど最高だった。(ネット翻訳)

ANNA SUIを彷彿とさせる世界観がドンピシャに好きだし、強めのオラついたオープニングも驚くほど肌に馴染む。野口先生、今度好きな乙女ゲーム山手線ゲームしよ!ってほどにRej●tの世界観。銀橋渡りの衣装なんか、シチュエーションCDのジャケットか??って、オタクは思った。なによりも夏メロが最高に盛り上がってめちゃくちゃ楽しかった...。柚香さんの「シーズン・インザ・サン」はマジで季節を止める力があるし、「夏を抱きしめて」で上品な衣装でしっとり踊ったあとに「HOT LIMIT」のイントロで挑戦的な表情で身体を揺らす明日海さんと仙名さん、ムッチャ好き。鳳月さんの「ジラされて熱帯」は後世に残したい。文化として。

噂の89期×95期は「アヒィ」って声に出た。

 

それで本題のアイドル(仮)のシーン。

参考までに、私は軽〜〜くKinKi Kidsのオタクである。シンメが好きなのだ。狂うほど、好きなのだ。お互いをお互いで補うその不完全さ、歪さ、エモである。

そこに柚香光と水美舞斗の同期を持ってきた野口先生はオタクの極み。

言うまでもないことだけど、後ろのスクリーンにメンバー紹介動画が流れた時には心のそこから爆笑しちゃった。暴風雪の時にこれいけるんじゃね...?って気づいてしまった先生はついに完全なるアイドルPR動画を完成させてしまった。我々も、阪急のお偉いさんも野口先生の世界に麻痺しつつある。

問題は曲である。EXILE、ボイメンと来てもう地下アイドルとか来てもおかしくない、なんなら若手俳優舞台の曲とか来るか...?と身構えていた。

 

オリジナルだった。

 

なんか聞いたことのあるようなメロディにノリのいいダンス、オラついた歌詞。絶対なんらかのオタクコンテンツからの引用だと思わざるを得ないオタクが大好きな曲だったのに!オリジナル!野口先生はオタクの心を弄ぶことに目覚めてしまった。

なんなら野口先生はアイドルをプロデュースしたいのではないかなと思う。EXILEやボイメンの曲を使ってタカラジェンヌの調理の仕方を実験しているのではないか...。彼的に95期が美味しいようなので、今後は桜木みなとさんとか月城かなとさんとかが餌食になるのかもね!(言い方)それとも95期全員集めてアイドルユニットとか組まされちゃうかもね!

もちろん賛否両論あるだろうけど、単純に楽しい×楽しいは超楽しいので私は野口先生のことめっちゃ応援してるし今後絶大な権力を握って欲しいと思ってる。そんで私の好きなあらゆる乙女ゲームの脚本を書いて欲しい。癒着したい。

とりあえず野口先生、今度パセラとか行って好きな乙女ゲームの話とかしよ!僕はBLACK WOLVES SAGAくん!

 

BLACK WOLVES SAGA -Weiβ und Schwarz-

メヨーヨ・フォン・ガバルディ(演:柚香光)すぎん?

 

限界オタクは博多座の夢を見るか?前編/万葉ロマン あかねさす紫の花 レビュー・ファンタスティーク Santé‼︎〜最高級ワインをあなたに〜

※ドキュメンタリー風でお届けします。

五月某日の22:00過ぎ、限界オタク(20代)は飲み会が終わり、家に帰って鍵を開けようと一生懸命電車のICカードを鍵穴にタッチしていた。そして次の瞬間思った。「そうだ、博多座に行こう」

博多座ーー。それは空想の土地である。否、正確には空想の土地であった。限界オタクの前にいつのまにかくっきり現れた博多座という現実。それはいつしか限界オタクの原動力となる。

スタッフ「いつから意識し始めたんですか?」
オタク「元々は行く気は全くありませんでした。一月に花組に出会った当初は若手俳優のオタク全盛期でしたし、宝塚大劇場もすぐそばにありましたしね」

限界オタクははにかむ。

オ「四月から環境が変わり、ストレスに耐えきれなくなり気づいたら博多行きを決めていました」
ス「救いを求めたんですね」

今回は前後編に分けて、社会の波に揉まれ心を失ったオタクが博多座に行き人間性を取り戻す様子に密着する。

五月中旬

ス「こんばんは」
オ「お疲れ様です」

大きなスーツケースを持った限界オタク、今日は前入りである。

ス「どこに泊まる予定ですか?」
オ「あまりにも突発的だったので、高いホテルしか残っていませんでした。なので今回はホステルです」

今回の宿はBOOK AND BED TOKYO FUKUOKA。東京なのか福岡なのかは瑣末な問題だという。

FUKUOKA | BOOK AND BED TOKYO

 

オ「うちらオタク、心の居場所が全てじゃないですか。そういうの、大事にしていきたいなって」

泊まれる本屋で話題のこのホステル。限界オタクは読書がまあまあ好きだが、今夜はそれどころではない。高まる感情。

オ「あ、やばい」
ス「どうしたんですか?」
オ「ホテル、キャトルレーヴの隣でした」

爆笑の後、爆笑。
パルコにあるのは知っていたが、まさかのキャトルレーヴの真横であった。めっちゃ宝塚好きな人みたいで恥ずかしいな...と思ったけど限界オタクはめっちゃ宝塚好きなので照れる必要はない。

時刻は22:30。限界オタクは早くも就寝の準備を始める。

スタッフ「もうお休みですか?」
オタク「あ、はい。明日は5時半起きなので」

オタクの朝は早い。特にヅカオタの朝は異様に早い。

オ「おやすみなさい」

 

翌日

7:00、オタクの姿は博多座にあった。

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スタッフ「おはようございます」
オタク「あ、お疲れ様です」
ス「朝、早いですね。」
オ「まあそうですね、でもチケットのためなので」
ス「当日券ですか?」
オ「そうです。突発的な予定だったので、チケットを前もって入手していませんでした」

この時間でもオタクは10番目である。

オ「一番の方何時に来たんでしょうか」

折りたたみ椅子を広げながら呟く。

オ「私にとってはじめての劇場だし地方だし予想が難しいですね。オタクとオタクの探り合いですよ(笑)」

軽口を叩くがしかしその目の奥は燃えている。
10時になると劇場が開き、券売場前の椅子に案内される。なんと昼夜両方のチケットが買えるらしい。

オ「え?マジ?」

隣のご夫婦がマジだよって言ってくれた。マジだった。

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「やっちゃったな〜〜。五月、虚無食うしかないですね(笑)」なんと昼夜買っちゃった限界オタク。ほんとうに限界である。
給料が入ったばかりではあるが、そんなものはほぼないに等しいのだ。オタクの銀行口座には穴が空いている。

「中に入ります」

限界オタクは慣れた手つきでチケットの折り目を一度折る。ちぎってくれるお姉さんの負担を考え、いつもこうしているらしい。
「チケットもぎりのお姉さんにはいつも感謝し
ています。お金を払うだけで入れてくれるんですからね」
よく分からない。

中はデパートの物産展のようだと言っても過言ではないほど屋台が立ち並んでいる。これには限界オタクもびっくりしているようだ。
中には「花組公演」と書かれた熨斗を巻いた通りもんなどがある。
オタク「こんなん買ってまうやろ。ずるい」

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休憩が35分と長く、軽食が充実している。観劇と食事が楽しめるという特殊な劇場のようだ。

限界オタクが今回購入した席は補助席Bという席である。会場のお姉さんに席を尋ねると一番後ろのふかふかの椅子に案内され、足場も出してくれる。
限界オタク「すごいですね、ここまで丁寧に案内されるとは...。別箱は初めてですが、博多座そのもののファンになりそうです」

後方ではあるが、椅子が高いため全体が見渡せる席である。限界オタクは双眼を取り出しピントを合わせていく。その手つきは異様に小慣れており、スタッフがざわつく。

スタッフ「早いですね」
限界オタク「そうですか?(笑)もうよくわからないです。私の中指と親指は双眼のピント合わせるためにあります」

一部は「あかねさす紫の花」。何度も再演を重ねた名作である。限界オタクは和物が好きである。幕が開いた瞬間にハッとするほど華やかで心奪われる。幕が降りた途端目を瞑る限界オタク。彼女が何を感じているのか、スタッフにはわからない。

幕間中、インタビューしてみた。限界オタクは誰かと話しているようだ。

スタッフ「今大丈夫ですか?」
限界オタク「あ、すみません。もう大丈夫です」
ス「お友達ですか?」
オ「フォロワーさんですね」
ス「なにか渡していたようでしたけれど」
オ「スチールです」
ス「スチール?」
オ「なんかよく分かってないんですけど、顔のいい人たちが写真になっているんです。すごいですよね。」
ス「フォロワーさんの分もご購入されたんですか?」
オ「いや、スチールは無料なんですよ。190円です」

買っている。

オ「あ、二部が始まりますね」
ス「二部はどういったショーなんですか?」
オ「最高」

二部は大劇場で公演された「Santé!!〜最高級ワインをあなたに〜」の再演だという。限界オタクは宝塚にハマって映像で見たが、初見で大好きになった。そんな作品を今回は生で観劇できる。彼女の顔はテカテカしている。

終演後

スタッフ「いかがでしたか?」
オタク「無理」

言語化するのが無理なようだ。彼女が落ち着くのを待って、感想を聞いてみた。

オ「一部はやっぱり名作というだけあって、物語に重厚感がありますね。私は中大兄皇子が好きじゃありませんけど。だって弟の嫁を堂々と取るなんて現代じゃ考えられませんよね。でもね、鳳月さんならオッケー。だってあんな帝王の風格を持った美丈夫に『わた〜〜しは〜〜おま〜えが〜ほしい〜〜』って言われたら『はい』の一択ですよ。でも私の倫理観が割と許さないところがあり困っています。また明日海さん演じる大海人皇子が切ない。額田が兄に惹かれているのをなす術なく見ているだけ...。切な...。
天比古は最高。自分の恋人でもない女に幻想を押し付けて勝手に幻滅して泣いて怒るのは古今東西ドルオタしか許されない。しかも別の女の膝の上で泣く。最高。」

スタッフ「ショーはいかがでしたか?」

オタク「うっ」

うずくまるオタク。

オ「私ほんとにサンテ好きで...。それが生で見られたのがとっても嬉しいです。オープニングからの多幸感が尋常じゃないですね。五大女装から会場の盛り上がりも異常でした。振り返る度にヒューヒュー言ってるし本当に楽しかったなあ。そこから明日海さんの『Santé!!』でテンションぶち上がりからの二番手以降が女装から打って変わって爆イケのオラオラで歌い上げてくれるまでの流れが本当に好きです。ジゴロの柚香さんは女に「この人には私がいてあげなくちゃ....」って勘違いさせるのが天才的です。実際彼には気の置けない仲間と少しの酒があればどうにか生きていけるんですけどね...。柚香さんといえばフルコースのお魚で信じられない勢いで飛び出してきたのが印象的ですね。実家の犬を彷彿とさせました。
私がサンテで特に好きなシーンのうちの一つは、仙名さんのダルマシーンです。仙名さんは娘役さんですが、男役なんか目じゃないくらいオラついていて、生き生きとしていて涙が出てしまいますね。月組Baddyのグッディラインダンスに似たエモがあります。仙名さんが本当に好き!!!もちろん明日海さんも大好きです。一番好きなのは」

語らせると止まらないため、割愛した。

19:00、食事に向かうようである。

オ「遠征の醍醐味は食事ですよね。良いものを見て良いものを食って寝る、これが全てです」

f:id:mimikomgmg:20180607185755j:imageもつ鍋 笑楽 福岡本店 (しょうらく) - 天神南/もつ鍋 [食べログ]

オタク「遠征のたびに少しずつお店を開拓していくのは、若手俳優オタクからの小さな楽しみです。好きなお芝居を観た後においしいものを食べてホテルに帰ってなにもせずに眠ることのみに幸せを感じます。福岡は特にごはんがおいしすぎるので遠征でいろいろと食べたいと思います。」

スタッフ「本日の予定は終わりですか?」
オタク「そうですね、明日は仕事です。次はBパターンまで観劇予定はありません。気が狂いそう。今すぐサンテが見たい」

新幹線に乗り込み帰って行く限界オタクの背中は逞しい。

 

後半に続く

 

 

 

宝塚が気になる他ジャンルのオタクが出来るだけ低コストで宝塚に触れるのを応援するエントリ

 早いもので桜もほとんど散り、新緑が目に痛い季節になった。日差しもなんだかちくちくしてむず痒い。こんな退屈で平和な日々には、吉井和哉も川べりで物憂げに「春はなんか優しくて残酷」と歌っている。
四月、私は今までの環境を飛び出して、ごくごく普通の人間の営みをしている。ヤバイ、これでは真人間になってしまう、地元で狂犬と呼ばれたこの私が仕事を終えて米を炊いて洗濯して11時には寝ているなんてありえない、ヤバイ、と謎の恐怖を感じている。
普通の人間になんかなりたくなかったのだ。
常にトンチキな格好をしてギラギラと宙を睨んでいた私。毎晩3時までソシャゲをして翌日12時に起きる私。そんな私が縁もゆかりもない土地で懸命に生きている。そんな自分が可愛くて愛おしくてたまらない。

前置きが長くなりましたが、宝塚が好きです。散々このブログでもお伝えして来ましたが、私は、宝塚が好き。まだ出会って半年にも満たないペラッペラの新米ですがこの気持ちは誰にも負けません。かつて渡り歩いてきた他ジャンルの人々にこれを言うと「羨ましい」と言われます。彼女たちは他ジャンルにいながら宝塚の素晴らしさを遺伝子で知っているのです。それならなぜ見ないの?というと、それは私も身をもって知っているのですが、ズブズブにハマることが怖いのです。宝塚という最後のオアシスに足を取られて他ジャンルを疎かにしたくないというのもあります。わかる。でもそんなの関係ねえ!!!!!!宝塚を見ろ!!!!!
今始めないと後々後悔することは、進研ゼミ
が教えてくれたよね。私も、あと数ヶ月早くハマっていれば贔屓の主演公演に行けたかもしれないと何度も枕を濡らしています。

 

注意書き
私はにわかの中のにわかで毎日勉強することが山ほどあるのですが、これくらいにわかの人間に勧められたほうが怖くないと思う。私なんかでも楽しいヅカライフが送れているよ、というのを知ってもらって私の屍を超えて立派なオタクになってほしい、そんな気持ちで書いています。全ての文章にあくまで(自論です)がつく薄っぺらい文章かつ、宝塚を知って日がめちゃくちゃ浅いほとんど素人(元々若手俳優オタク)が紹介するおススメ方法なので、もし歴戦の玄人ヅカオタの方などが読んでいる場合は今すぐ閉じて、スカイステージの視聴に戻ってください!!!ごめんなさい!!


知らない世界が怖いと尻込んでいるあなたのために、出来るだけ少ないコストで宝塚に触れてもらえるような、そんなブログを書きました。聞いてください、「宝塚って、怖くない」(怖いところも実際ある)

 

はじめに

お客様の中に、バンギャ若手俳優オタ、ジャニオタ、その他アイドルオタ、関係性萌えの方はいらっしゃいませんか?あ、沢山いらっしゃる。よかった〜これで心臓発作を起こしたヅカオタの命が助かります。
ここまでニコニコと説明してきましたが、宝塚は基本的に全オタクが好きな要素しかありません。残念でした。
コストが低い順に提案するので手が出せそうなものからいきましょう!

 

 

1 とりあえずYoutubeの公式チャンネルでジェンヌが動いているのを見てみる

おススメ度 ☆☆☆★★

コスト:無料

長所:短いし、トップや準トップあたりがピックアップされているから顔を把握しやすい。ここで好みのお顔やお歌やダンスを見つけられたら勝ち。

短所:ふわっとした内容しかわからない。行きたくても行けなくてもどかしくなる(私が)。


雪組公演『ひかりふる路(みち) 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 『SUPER VOYAGER!』初日舞台映像(ロング) - YouTube

花組公演『ポーの一族』初日舞台映像(ロング) - YouTube

月組公演『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』初日舞台映像(ロング) - YouTube


この辺りが最近やってたやつです。ここからさらに色々関連を見てみましょう。


2 スカパーが無料の日にスカイステージを見る

おススメ度 ☆★★★★

コスト:無料

長所:無料なので自分に合わないと思ったらすぐに撤収できる。気に入れば一日中無料で見放題。次回は5/6(日)です。

短所:スカパーが見られる環境にある人しか見られない。1日しか見られないので、自分の好みの作品が見られるとは限らない。でも5/6は花組のEXCITER!という最高のショーがあるので見たら楽しくなれると思う。後述するけど画質が終わっている。

 

3 アマゾンプライムでレンタルする

https://www.amazon.co.jp/b/ref=nodl_?ie=UTF8&node=5470907051

おススメ度 ☆☆★★★

コスト:216円〜864円

長所:1000円以内で気になった作品が手軽に見られる。名作どころが多い。でも最近のものはあまりない。私の浅くて浅い視聴履歴からのオススメは、花組エリザベートと星逢一夜、宝塚幻想曲です!(オラついている贔屓を見てくれ)二次元のオタクなら銀河英雄伝説もおすすめ!多分ツイッターで呟くとどこからともなくオタクが現れてお勧めを教えてくれるであろう。

短所:画質が終わっている。後述するスカイステージもですが、画質が荒すぎて引きの映像だと見分けがつかないことすらある。課金をしているのに...。

 

4 Gyao!のタカラヅカ・オン・デマンドに入会する

https://gyao.yahoo.co.jp/monthly/0000263838/

おススメ度 ☆☆★★★

コスト:1620円

長所:おそらくアマゾンプライムにあるラインナップと同じものが月額見放題で見られる。お得なのはこっちかもしれない。見放題の中にジェンヌさんのインタビュー番組などもあるので各個人の知識が深まりそう。

短所:入ったことがないので画質に関してはなんとも...。あえてあげるならプレステに対応していないのでアマゾンと違って大画面で見られるテレビが限られる。

5 大劇場或いは東京劇場に行っちゃう

おススメ度 ★★★★★

コスト:2000円〜2500円

長所:とりあえず見ないことには始まらない!!当日券はまさかの2000円代!無料です。怖い気持ちはあると思うけど行ってみれば結構なんてことない。劇場がとても綺麗なのでそれを見るだけでも価値がある!最後尾や立ち見が辛いということならおけぴや譲渡などがたまにあるのでそれを譲ってもらうのもアリです。お近くにヅカオタがいるなら彼女たちに一度相談してみるのもいい。どこからともなくチケットを持って現れます。

短所:もし当日券ならちょっと気合をいれて朝から並ばなければいけない。(演目によるけど)人気公演だと始発になることも...。ムラの方が広くて当日券の数も多いので関西の方は是非宝塚大劇場へ!
あと初めて見る演目はやっぱり大事なので、少し情報を集めてから自分に合った演目がやってくるのを待った方がいいかも。今ムラでやっている「天は赤い河のほとり」は個人的に初見には理解しづらいところがあるかもなという印象。これもTLのオタクに相談してみると吉。

 

6 スカイステージに加入する

おススメ度 ☆★★★★

コスト:3121円

長所:1ヶ月ほぼ一日中宝塚の何かしらが見られる。DVD一本買うより全然安くで色々な組のいろいろな演目や、スカイステージ限定のバラエティが見られる。また比較的新作も放映するので、リアルタイムに楽しめる。公演中の演目に関するインタビューや、毎朝宝塚に関するニュースが見られる。ここでしか見られない作品があるので、ヅカオタになったら将来的にここに行き着くしかない。

短所:画質がほんとうによくない。2018年とは思えない。ちょっとお高めだし人によっては視聴環境を整えるのに苦労するかも。でもこれさえあれば最悪劇場に行けなくてもヅカオタライフが満喫できる。


7 ライブビューイングに行ってみる

オススメ度:☆★★★★

http://liveviewing.jp/contents/company/

コスト:4600円

長所:とにかく見ないと始まらない!私はライブビューイングそんなに嫌いではないです。現地の空気感とか結構伝わるし。(でもライブビューイング行くなら現地に行くかなという気持ちはある)劇場が遠い人にとっては近くの映画館で見られるのは便利だと思う。大画面だし。千秋楽の挨拶が見られます。退団者挨拶は詳しくなくても泣けます。

短所:やっぱりちょっと高い。そして今度やるカンパニー/Baddyは特殊だから初見の人にはあまりお勧めできないかもしれない...。一部は割としっちゃかめっちゃかな脚本で、二部はある程度「宝塚のショー」に慣れた人が見ると楽しいです。スカイステージなどで何個かお芝居とショーを見た人にはおススメ。Baddyは最高。DVDは必然的に一部二部がセットなので、もしBaddyを一回でも見ておきたいならライブビューイングを推します。そっちの方が安い。

 

8 指定席を買っちゃう

おススメ度 ★★★★★

コスト:3500円〜12000円

長所:ウェルカムトゥタカラヅカ。やっぱり生観劇に勝るものはない。胸を張ってジェンヌに会いに行こう!

短所:チケットが取れない。贔屓を見つけたら頭がおかしくなってしまう。キャトルレーヴに入り浸ってしまう。現実を忘れてしまう、など。

これからわたしの推している花組のチケット争奪戦が始まるので参加してください。

花組公演 『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

画面が強い。

 

他にも気になるDVDを一本買ってしまうとか、本屋で雑誌を立ち読みして好きな顔を探す、とか楽しみ方は沢山あります!私は他力本願寺の住職をしているので、友人やフォロワーさんにDVDを貸してもらったりチケットを取り次いでもらったりとお世話になってばかりです。最近は友人の入り待ちについて行ってギャラリーするのが楽しかったです。
もしかしたらあなたのTLにも瞬発力のあるオタクがいるかも。その時はしれーっと宝塚気になるな...って呟いてみてください。素敵な出会いがあります。
最後に素敵なツイートを紹介して終わりたいと思います。

私はこれを身を以て知っています。
贔屓を見つけたあの寒い日。不思議に落ち着いた気持ちで外を出ると、宝塚は雪に包まれていました。幸福で涙が出そうでした。ロマンチックすぎるけれど、あの日のことを思い出すと自分の中の一番ピュアな心がふっと蘇ります。ああ、あの時迎えに来てくれたんだなあ。
多分この先宝塚を知らなくても幸せはそこら中にあるでしょう。けれど宝塚を知ればその幸せがさらに美しいものになるかもしれません。あなたのところにもある日突然贔屓がやってきて、にっこりと微笑み手をとって花のみちへ連れ出してくれますようにと、祈りを込めて。