トリガー・ハッピー

オタク、限界

このままずっとずっと死ぬまでハッピー(だったらいいな)/宝塚くんと私の歩みを振り返って正気に戻りたい

宝塚くんと出会って燃えるような恋をして早くも4ヶ月近くが経ちました。彼はとても情熱的なので頻繁にデートに誘ってくれますし(途切れることのない公演)、夜は私を眠らせてくれません(スカイステージほぼ一日やってる。勘弁して)。このままだと時が過ぎていくのはあっという間なんだろうな、という幸福な予感に胸をときめかせて日々を宝塚一色で生きています。

そこで、私と宝塚くんとの歩みを振り返って今後のお付き合いについて改めて考え直すきっかけになればいいなと思います。惚気でごめんなさい。でも私、幸せなんです。

 

2017年12月上旬

・ヅカオタにうっかり口を滑らせて大劇場に行くことが決まってしまう。その間5分。しかもバリバリの仕事中だったので「俺、オタクのこと…好きだな」って思った。その時は興味もあるし、一回くらい行ってもいいかなあという軽い気持ちだった。全くの予習無しに、なんとなくフランス革命の話というのだけ聞いていた。

そして

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こういうことになる。この記事は沢山の人に読んでいただいたみたいでうれしかったです。この記事のあともう一公演増やし、「SUPER VOYAGER」を聞かないと息ができない病気になる。一緒に行った友人はファンクラブに入り亡き人となった。この時点でこれからも宝塚に行きたい!とりあえず組を一周する!という気持ちだった。

 

12月下旬 

若手俳優のオタクをする。楽しい。宝塚を一時忘れる。

 

2018年1月下旬

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花組に出会ってしまう。

これで完全に狂ってしまった感がある。脚本に関しておもうところはあったけど、そんなこと気にならないくらいあらゆる意味で魅了されてしまった。贔屓(というのはまだまだおこがましいと思ってるけど便宜上こう書きます)を見つけてしまった!という衝撃とこのままヅカオタになってしまうんだ...という仄かな諦念。初めて見たときの胸がいっぱいになった感覚を忘れたくない。

・勢いで当日券にも並び、凍死しかける。

このままだと舞台写真が無限に増えるのでキャトルレーヴ、出禁にしてくれ。私が店に入ったらブザーを鳴らして警備員を呼んでくれ。

 

2月上旬

・スカイステージに加入する。画質が悪くてつらい。が、ほぼ1日中宝塚が見られることが幸福すぎてテレビを占拠して弟と毎日揉める。

・ある舞台を観るためにウキウキで遠征したところ虚無にぶち当たり、急遽東宝雪組当日券に並ぶ。凍死しかける。東京の劇場も素敵でした!2階最後列でオーケストラピットが覗けて楽しかったです。虚無の後の「SUPER VOYAGER」は2倍キマる。眞ノ宮るいくんのフランソワがかっこいい。泣き虫プリンセスなのでもう宝塚しか信じられねえ!と泣きました。

花組のお勉強をする。「金色の砂漠」が特に好きです。花じゃないけどみりおちゃんオスカルも好き。

 

2月下旬

月組に出会う。

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・本当は行く予定ではなかったけど、初日映像を見てすぐに行くことを決めました。行ってよかった〜〜!!「金色の砂漠」に続き、作・演出の上田久美子先生の素晴らしさを実感。

・特に美弥るりかさん演じるスイートハートに夢中になる。オタクが好きなキャラ。同じ頃東京ではパタリロ!の舞台をやってるのが面白いなと思った。東京公演の時期にお暇な方は是非!

宙組のお勉強をする。まぁ様ファンの友人のお家で鑑賞会をして宙組偏差値があがる。「王妃の館」面白かった!真風涼帆さん、顔がいい。

 

三月中旬

・耐えきれなくて「ポーの一族」東京公演のために遠征することを決める。朝一で並んだけど凍死はしなかった。隣のおじさんと仲良くなる。結構男性ファン多いですね。

・再び虚無に出会う。久しぶりの若手俳優現場で宝塚の話しかしない、推しを聞かれて黙り込むといったような問題行動が目立つ。ごめんなさい。でも宝塚見て来たんだよ〜というとみんな予想以上に食いついてくれて、中にはライビュに行く!って言ってくれた人もいました。(単に私の若俳推し関連の闇が深いだけなので、宝塚と若手俳優舞台を比べるつもりは全くないです。現場はとても楽しいし、これからのチケットもたくさんあります。)若手俳優業界は思っていた以上に宝塚に興味津々であった。全員引き込みたい。

宙組を観劇する。真風涼帆さん、星風まどかさんトップご就任おめでとうございます!

天は赤い河のほとり」は予習して行ったので内容は粗方わかったつもりですがだいぶ駆け足だったかなあと思った。幕間に用語を説明するオタクと化した。ただ、世界観やキャラクターの完成度は高く、うっとりするようなシーンもたくさんあり楽しかったです。キキちゃんラムセスがめちゃくちゃカッコいい。シトラスの風」はメインテーマが頭に残る。

・BSで放送された「神々の土地」に深く感銘を受ける。「王妃の館」であんなにコメディに徹していたまぁ様のキリッとした軍服のギャップ!ちょっとだけ感想かかせてください。

空間の切り取り方が抜群だと思う。限られた狭い舞台の上にロシアの広大な土地が見事に広がっている。伶美うららさんの冷え切った美しさが白いセットに映えてまさしく絵画のようだった。個人的に好きなのが寿つかささん演じるマリア皇太后妃。男役ならではのドスのきいたお声。人を従えるものとしての貫録がある。咥えたばこがめちゃくちゃかっこいい。ジブリに出てくるやけに肝の座った女性指導者みがある。エボシ様とかクシャナ殿下のような。今書いてて思ったけど宝塚でジブリ、ありでは?

余談ですが私は夢野久作の「死後の恋」がとても好きで、読みを深めるためにロシア革命や皇帝一家について個人的に調査したりしていました。 

死後の恋

死後の恋

 

 かの有名なアナスタシア皇女にまつわる作品で、調べる過程で皇帝一家虐殺についても調査しました。「神々の土地」にアナスタシア皇女は登場しませんが、その後の時代の陰惨な歴史を知っていると胸が詰まる内容でした。上田先生の人物の描き方が上手なため、思入れのある人物たちの死がよけいに重かった。

しかし皇帝一家やイリナの死は直接描かれることはなく、いわゆるナレ死。ドミトリーが親しい人たちの死を悼みながら回顧するという幕引き。すこし物足りない気もするけれど、「革命」というものは得てしてこういうものなのかもしれない、とも思った。

二次元を通ったオタク的にエンディングのエモさが尋常じゃなく最後5分はべちゃべちゃに泣ける。ロシア民謡風の主題歌の中、登場人物たちが作中では見られなかった幸福な笑顔を浮かべて生き生きと踊り、すれ違う。そんな中幸せな皇帝一家の姿を見つめていたイリナは一人残される。広大な土地に佇むイリナの前に現れたドミトリーは、彼女を見つけ、幕が下りる中一歩一歩近づいていく。そして二人が触れ合わない前に終幕。エモである。上田久美子先生のオタクになってしまう。

 

そしてこれから

わたしが宝塚くんに散々甘やかされた様子をお届けしました。全然正気だった。わたしは正気のままにここまで来てしまった。逆に怖い。

4月から環境が変わることもあり、今後の予定はまだ決まっていないのですが、まだ履修していない星組に出会いたいというのと博多座をどうにかしてねじ込みたいと思っています。

 

宝塚くんへ

宝塚くんはわたしにいろいろなものを与えてくれたね。とても感謝しています。4か月、あっという間だったけれど、これからもわたしを夢中にさせてください。大好きだよ!